【スクスタ】フェス限キャラ解説!2021年7月
おはyoございます。
前回のイベントガチャで課金者向けの天井緩和がありましたが、今回のフェスガチャは特にありませんでしたね。全部のガチャ天井150連にしてくれてええんやで…。
それでは早速新規フェス限キャラの情報を見ていきましょう!
フェス2真姫の紹介
属性 | アクティブ |
---|---|
タイプ | スキルタイプ |
特技 | 5ノーツの間クリティカル率が5%上昇しクリティカル値が15%上昇 |
個性1 | アピール+同作戦(7%) |
個性2 | クリティカル時に獲得ボルテージ上限解放(楽曲開始時に自身のクリティカル時の獲得ボルテージをライブ終了まで15%上限解放) |
上級者向け&上級プラス向け真姫ちゃん
初めてのタイプの個性2ですね。上級の獲得ボルテージは上限が50000と決まっていますが、DLP報酬のアクセサリーであるチョーカーを装備することによってその上限を解放することができていました。しかし、キャラの個性で上限解放ができる例は今回が初めてです。
*なお情報公開時には個性2の表記が異なっていましたが、修正が入りました。
今回は似たような性能のキャラはいません。そこで、主にこの個性2がどれほど強いのかを考察していきます。
ここから先の内容は、フェス情報発表直後のものとは異なることにご注意ください。これは実際の使用者の検証により個性2の性能が予想と異なったからです。
個性2はチョーカーと似たような性能ですが、よく見ると”獲得ボルテージ”と”基本獲得ボルテージ”で表記が異なります。これが実は重要な違いを持っていることが、実際にキャラを使用した人の検証により判明しました。
チョーカーと同じように考えると、真姫の個性2によってタップ上限は50000の15%である7500だけ上限が解放されることになります。しかし、実際は50000 + チョーカーによる上昇分の15%が上乗せされる計算になっていました。
例えば、チョーカーを2つ完凸しているならば上限は60000の15%である9000が上乗せされタップ上限は69000になります。また、チョーカーを分割*1させている場合は61000の15%である9150が上乗せされタップ上限は70150となります。
まず最初にですが、このフェス真姫ちゃんはかなり上級者向きです。なぜならば、タップ上限を解放したところでタップスコアが上限に届かないと意味がないからです。初心者で強いキャラを1人確保したい!という人には向いていないので、今回の真姫ちゃんは狙わなくて良いと思います。
さて、このフェス2真姫ちゃんは、テクニックがアピールとスタミナよりも高い、テクニック型のステータスをしています。テクニック型ステータスの場合はクリティカル率が15%上昇することも考えると、真姫ちゃんはほとんど常にクリティカルを叩けると考えられます。そこで、以下の計算では毎回クリティカルを叩いてタップ上限に届くという仮定をしましょう。
さて、この場合、真姫ちゃんは単純に
毎ノーツ9000/9150ボルテージを獲得する
能力を持っていることとほぼ等価になります(実際は毎回クリティカルとは限らないのでもう少し弱い)。
ボルテージ獲得といえば、同じ属性のフェス果南やフェスせつながいます。
この2人は十分に育っている場合、大体ライブ中に20000~35000*2ほど特技でボルテージを獲得します。特技発動率は33%ですから、単純に3で割ると6667~11667。実際は発動率が上振れた乱数を採用すること、また電車にこ*3などで特技発動率を補助するためもう少し強いと思いますが、ある程度上振れることでフェス果南/せつながフェス2真姫を超えられるような数字になっています。
(ここまでの考察では一切真姫ちゃんの特技やフェス果南/せつなの個性2を考慮していませんが、上級ではいずれもそれほど大きな影響はないということにします。)
フェス果南/せつなは、アピール上昇ギミックがあったり特技発動率上昇ギミックがあるほど強くなります。一方で真姫は安定したボルテージの上昇効果があると言って良いでしょう。
つまり、単純にフェス2真姫とフェス果南/せつなを比較した場合、上級の場合は上振れた場合はフェス果南/せつなの方が強く、フェス2真姫は十分育っていれば安定して強い。アピールバフや特技発動率バフがあればフェス果南/せつなが強いということになります。
次に上級+の場合を考えましょう。上級+のタップ上限は250000ですから、チョーカーを使用しない場合はその15%は37500です。つまり毎タップ37500ボルテージ獲得できる、としたいところですが、流石に上級+で毎回タップ上限に届くという仮定は無理があります。
そこで、前回のボルラン振り返り記事を見てみると、めちゃくちゃ強い人でタップ上限に届く確率は2〜3割でした。仮に2〜3割だとして、真姫ちゃんの個性2の恩恵は7500 ~ 11250となります。一方で、フェス果南とフェスせつなの特技では特技3割で6667 ~ 11667でした。つまり、大体同じくらいということになります。
これに関しては、タップが上限に届くほど真姫ちゃんの方が強いので、真姫ちゃんの絆レベルやボードが進んでいるほど、上級プラスでは真姫ちゃんの方がフェス果南/せつなより強いと予想されます。
また、上級+の場合は真姫ちゃんの特技やフェス果南の個性2はある程度の影響力があります*4。
真姫ちゃんの特技は「5ノーツの間同作戦のクリティカル率が5%上昇しクリティカル値が15%上昇」で、フェス果南の個性2は「ライブ終了まで同作戦のアピールが2.5%上昇」です。上級+においては、真姫ちゃんの特技の方がかなり強いです。真姫ちゃんはSkタイプの作戦効果が欠点ですが、それを補うくらい上級+の適性があると考えて良いと思います。
ちなみにチョーカーを使用しない前提で上級+の考察をしましたが、一部の育成がかなり進んでいる人たちはチョーカーを使用することでさらに真姫ちゃんの個性2の効果が光ります。
以上、結論として「上級ならばフェス果南やせつなの方が強く、上級プラスならばフェス2真姫の方が強い」ということが言えそうです。
次に、この真姫ちゃんのゲスト適正について考えましょう。この真姫ちゃんは、SR果南に変わるゲストキャラの定番になる可能性を秘めているように見えますが、果たしてどうなのでしょうか。
真姫ちゃんをゲストに設定した場合、センターキャラのタップスコアが毎回9000/9150上昇するという単純な仮定をすると、例えば180ノーツの楽曲では60回のアピールで合計9000/9150 x 60 = 540000/549000のスコア上昇になります。これはSp特技2回に匹敵する大きさです。実際には、真姫ちゃんの個性1によるアピールバフ効果もあってもう少し真姫ちゃん採用の恩恵は大きいかもしれません。
SR果南を採用する場合、3回以上SP特技回数が増えるならばSR果南を採用するのが良いと思います。ただし、SR果南の採用により増やせるSP回数が2回以下の場合はフェス2真姫の採用も検討していいのかもしれません。
また、上級+の場合はもっと事情が変わります。こちらも前回のボルラン振り返り記事から引用すると、上級プラスで6500万出せる場合のフェスマリーのバフ効果はフェス2真姫より5%高く、その恩恵はタップカンストも考慮して205〜234万程度です。一方でフェス2真姫は、全部で270ノーツとして90ノーツ分のアピールに効果があり、2〜3割上限に届くとして18〜27ノーツ分37500のボルテージ獲得と考えると、68万〜101万のスコア上昇です。従って、よっぽど育成が進んでいない限りはフェスマリーをゲストに選択した方が良いと思われます。
まとめ
メイン適性 | やや高い |
サブ適性 | なし |
ゲスト適性 | そこそこ |
オート適性 | やや高い |
適性曲 | 上級+の虹色Passions!、全速ドリーマー |
おすすめひらめきスキル | アピール+同作戦、同属性 |
引くべき度
・超ガチ勢:上級+も頑張る場合は必須、そうでないなら優先度は少し低い
・100位狙い:最近のキャラに比べると優先度は低い
・1000位狙い:優先度は低い
・初心者:優先度は低い
フェス2ルビィの紹介
属性 | ナチュラル |
---|---|
タイプ | Sp |
特技 | 最大SPの9%SPゲージを獲得 |
個性1 | アピール+同属性(5.2%) |
個性2 | 作戦切り替え時に20回、自身のアピールの30%のボルテージを獲得 |
ナチュラルの新親顔。フェスエマと相性良し。
です。
これまでのナチュラルのメイン作戦候補としては、Spタイプのフェスエマ、フェス希、バレンタイン穂乃果、恒常の真姫、フェス海未がいました。また、Voタイプではフェス2花丸、フェス2凛がいます。今回、このルビィは、ナチュラル属性SPタイプのメイン作戦適正という観点では
フェスエマ≒フェス2ルビィ > バレンタイン穂乃果、フェス希 > イベント歩夢*5 > 恒常の真姫、フェス海未 という位置づけになります。
フェス希とバレンタイン穂乃果どっちが強い論争は簡単ではないですが、上級ならばフェス希のSPゲージ獲得量は小さいので、ステータスで穂乃果が劣っている分をカバーできるほど育成が進んでいる場合は穂乃果が優先されると思って良いでしょう。
それでは残りの3人を比較してみましょう。
ステータスは、クリティカル型のフェスエマとフェス2ルビィが強いですね。特にフェス2ルビィは圧倒的なアピールとテクニックを誇り、全キャラの中でも高水準です。十分に育っていれば穂乃果でもそこまで大きなタップロスは生じないとは思いますが、幾らかの差はでるはずです。
次に個性2ですが、明確に穂乃果が弱いです。SP特技UPはある程度育成が進んでいる場合は上限の25万に到達するので、無意味になってしまいます。一方でフェス2ルビィは、ルビィの個性が仮に20回発動したとして、アピールが30000ならば合計で180000のスコア獲得になります。実際は20回も作戦を切り替えないと思いますので、おそらく合計で多くても+100000くらいかと思います。
ナチュラル属性はフェスエマがいるので、作戦切り替えによってSpゲージを獲得する手法は行われるかと思います。この時についでにフェス2ルビィでボルテージを獲得する戦法はある程度有効かもしれません。特にストーリーノーマルではエマの個性などが強くはたらくので、作戦切り替えを多用するプレイングが強いと思います。
また、メイン作戦の3枠目をフェス花丸にすることで、フェス2ルビィのアピールを上昇させ個性2の効果量を大きくすることもできます。上級では、エマ+ルビィ+穂乃果/花丸が主流になるのではないかと思います。
サブ作戦適正ですが、個性1が同属性バフであること、個性2が作戦切り替えの強化である以上、適正が全くなくはないです。しかし、ルビィはメインで強いので、わざわざサブ作戦に置くくらいならメインにおくべきということで現状はサブ作戦適正は低めです。
また初心者適正については、普通に強いので育てたら戦力にはなりますが、バフ対象が同属性だったり個性2が切り替え前提で難しいプレイングを要求されることを考えると、他の一部のキャラ(例えば同時開催されるピックアップフェスのフェス果南やフェス2花丸)の方が汎用性が高く使いやすいです。
まとめ
今回のフェスは、50位以内を目指すような上位勢と、ナチュラル属性を強化したい人にとっては回すべきガチャとなるでしょう。そうでなければ、ここ最近の強キャラ続きを考えると、そこまで優先度が高いわけではありません。財布や石の数と相談して引くかは考えましょう。
イラストはどちらもとてもかわいいので、推しの人は手が勝手に天井してしまうかもしれません。それは仕方がありません。
初心者にとってはどちらも扱いづらい性能のキャラなので、2ヶ月後の2周年を待つのも手だと思います。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。