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スクスタのボルランを頑張っていたぜくyoの記録

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【スクスタ】フェス限キャラ解説!2021年11月

おはyoございます!!ここ数日寒すぎて凍えているぜくyoです。

新規フェス限キャラの解説をしていこうと思います。

個性の倍率について

キャラの解説の前に、個性1の倍率について少し書いておきます。

パーティー限とフェス限の違いといえば、最初はステータスと特技が強いのがフェス限で、個性1が強いのがパーティー限という差別化がありました。しかし、パーティー限のステータスと特技はフェス限と同じになり、単純にパーティー限がフェス限の上位のような状況になっていました。

今回何が起きたかというと、フェス限の個性1の倍率がパーティー限と同じになっていました。これによって、フェス限とパーティー限の違いは一切なくなり(個性1の表記は、「アピール+」か「アピール++」かで異なりますが)、なぜ呼び名を分けているのかよくわからない状態になっています。

流石に「+」と「++」の倍率が同じなのは違和感しかないですが、誤表記というお知らせもないので今後はこういう方針なのかもしれません。

以上、キャラ解説以前に今回のガチャで気になったことでした。それではキャラ解説に参りましょう!

フェス2彼方

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覚醒前
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覚醒後
属性 スマイル
タイプ Sp
アピール 13922
スタミナ 4970
テクニック 14252
特技 次のSP特技ボルテージが自身のテクニックの40%増加
個性1 アピール+&スタミナ+同属性(6.5% / 3.2%)
個性2 SP特技発動時に50%の確率でライブ終了まで基本アピールが1.2%増加 対象:同属性

無限アピール上昇!最強の同属性バッファ兼アタッカー!?

個性で同属性のアピールを強化できる

個性1でスマイル属性のアピールとスタミナを強化できます。冒頭でお話しした通り、倍率が通常よりも高いので、同属性バッファとしてかなり優秀です。

個性2は、たったの1.2%かと感じるかもしれませんが、「1回だけ」という表記がないため何回でも発動することになります。つまり、SP特技を10回打てば6%のアピール上昇が期待できることになります。

このように個性1と2で同属性のアピールを強化できるため、スマイル属性のアピールバッファとしてかなり優秀です。

個性2の具体的な評価

今回の彼方ちゃんの個性2は、楽曲中に徐々にアピールが増加するタイプです。そのため安定感は劣りますが、終盤の伸びが大きくなります。
このようなアピールバフについては以下にまとめてみたので、興味のある方はどうぞ。

アピールバフ系の個性は、その適用区間で使い道が分かれます。安定感があるのは楽曲開始時に発動するタイプで、正月梨子の個性2などが該当します。これはライブ中ずっとアピールが安定するため、上級のタップロス*1を最低限にすることができます。ただし、現状のアピールバッファの多くは楽曲の途中で特定の条件で発動するタイプで、今回のフェス2彼方、またフェス1彼方、パティせつななどの優秀なバッファが該当します。これらの効果ばかりに頼ると、終盤は安定を期待できますが、どうしても楽曲開始直後はアピールバフが不足し不安定になりがちではあります。このように楽曲を通してアピールにムラがあることはタップの不安定化を招きますが、決して無駄ばかりではありません。アピールが過剰でタップの安定化に貢献しなくても、例えばSR果南の効果を高めることができたり、ボルテージ獲得キャラの効果を大きくすることができます。また、天井に届きにくい上級プラス楽曲では、例えムラがあろうとアピールを増加させた方がいいことが多いです。また、逆に楽曲開始直後の方が安定するのが「アピール+(元気)」のタイプで、パティ愛さんやブローチなどのアクセサリーが該当します。これはスタミナがMAXである楽曲開始直後が最も強く、楽曲開始直後のタップスコアを安定化させることができます。

フェス2彼方は同属性対象のため自陣SR果南には効果がなく、従って特に上級プラスで強い性質だと思います。

楽曲を通したSP特技回数を20回とすると、中間で10回つまり6%の効果が期待できるので、単純に平均を取ればパティせつなの5%よりも高い効果が期待できます。従って、スマイル属性編成で上級プラスを攻略するときは強力なアピールバッファになると言えます。ただし、SPゲージ獲得キャラがいないとSP特技回数は20回に届くことはあまりないので、SPゲージ獲得キャラとの組み合わせが重要です。

ステータスと特技は上級+のメイン向き

ステータスは高いアピールを持つテク型ステータス*2で無駄がありません。特技はSP特技獲得ボルテージの増加で、上級では弱いですが上級プラスで有効な特技になっています。従って、上級プラスのメインアタッカーとして活躍できます。

まとめ

以上を踏まえると、この彼方ちゃんは「上級プラスのメインアタッカー兼同属性バッファ」もしくは「上級プラスの同属性バッファ」という使い道があり、ステータスの高さや個性の強さから採用率もそこそこ高いと考えられます。

ランク*3 B
上級適性 普通
上級プラス適性 高い
サブ適性 高い
ゲスト適性 ややあり
適性曲 スマイル上級プラス曲
おすすめひらめきスキル アピール+同属性ほぼ一択

フェス2せつな

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覚醒前
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覚醒後
属性 スマイル
タイプ Sp
アピール 13260
スタミナ 5966
テクニック 13922
特技 最大SPの9%SPゲージを獲得
個性1 アピール&テクニック+同属性(6.5% / 3.2%)
個性2 作戦変更時に30%の確率でSPゲージを800獲得

第2のフェスエマ!?やばすぎ性能がついに再来

上級スマイル属性のメイン候補として堂々の1位に君臨

今までスマイル属性のメイン候補は、航海曜とかサンタせつなとかちょいわることりとか、どうもステータスや個性2がパッとしないキャラばかりで、結局他属性のキャラを持ってきた方が強いという状況でした。

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航海曜
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サンタせつな
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ちょいわることり

しかしようやくスマイル楽曲でもスターテスや個性が強いキャラが登場しました。これ以降、バックダンサーやら他属性出張やらの話が長々と始まるため忘れがちかもしれませんが、そもそも上級スマイル楽曲のメインアタッカーとして必須に近いです。このせつなを逃せば、上級スマイル楽曲のスコアタは半分捨てたも同然と思っていいでしょう。

ついにフェスエマ系の個性が再来

作戦変更時にSPゲージを獲得できる個性は、微量なものを除けばフェスエマ以来になります。

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フェスエマ

正直この個性は2度と出ないと思っていましたが、そんなことはなかったみたいです。

フェスエマは40%の確率で600獲得、フェス2せつなは30%の確率で800獲得なので、期待値は同じになります。

この個性の使い道としては、楽曲開始時と終了時に無駄なく作戦変更ができるので、最初に少しSPゲージを稼いだり、最後に少し届かなかったSPゲージを満タンにして発動することができます。さらに中級者向けのテクニックとして、楽曲の途中でSPゲージが足りなかったときに作戦変更を行うことでこの個性でSPゲージを貯めて、SP特技回数を増やすというのがあります。特に上級楽曲向けの個性として非常に強力で、これを使いこなすと適当に通した時と比べてかなりSP特技回数を増やすことができます。

2作戦編成最強の時代が来る?

もしもエマとせつなを両方編成に入れれば、作戦変更によって得られるこの個性によるSPゲージの獲得量は単純に2倍期待される*4ので、作戦変更のメリットがかなり大きくなります。従って「2作戦編成」のような立ち回りが強くなります。可能ならば、エマとせつなを両方編成に入れて作戦変更のメリットを大きくしたいところです。

「そもそもはこの個性に頼らなくてもSP特技が間に合う乱数が強い」ということも考えましたが、以下2つの理由でエマとせつなは無駄にはならないと思います。

1)厳選がはるかに楽になる
実際に限られた時間の中でスコアタする際、100回に1回の出来事を20回に1回にできるような力が強く求められるため、良い乱数を引けばいい理論は結構弱いです。これは11%特技と同様で、実際に11%特技が33%特技の効果総量を上回る確率が非常に低いのと同様に、エマとせつながいることでSP特技が間に合う確率は跳ね上がるはずです。

2)「間に合わせられる」というより「増やせる」
エマとせつなを組み合わせると、SP特技を間に合わせるといよりは、「本来打てるはずのないSP特技を発動させる」ような次元になってくると思います。1作戦編成では出せないようなスコアが、エマとせつなによって出せるようになる可能性があります。

本当にバックダンサー起用が最強なのか

ここまで、エマとせつなを組み合わせた2作戦編成が強いみたいな話をずっとしてきましたが、実は重大な懸念点があります。それは、バックダンサーの枠が足りないという問題です。

上級楽曲のバックダンサー候補は以下のようになっています。

SR果南 SP獲得補助
パティせつな 安定したアピールバッファ
初期ことり アピールバッファ
フェス2璃奈 やや尖ったアピールバッファ&切替先
姫梨子*5 スタミナ管理
パティ彼方 スコア底上げ&切替先
フェスエマ SP獲得補助&テクニックバッファ&切替先
フェス2せつな SP獲得補助&切替先

この他にも、ピュア楽曲ならパティ穂乃果、ダメージが大きい曲ならフェスにこなどタンク、などバックダンサーとして採用したいキャラはたくさんいます。

つまり、枠が足りないのです。タップロスは意外と大きいので、無理にせつなを入れてタップスコアが不安定になるくらいならば素直にアピールバッファを入れるべきでしょう。特に他属性出張のパティことり、属性一致であろうと初期善子や探偵花陽を採用する場合は注意が必要です。

しかしながら、このようにアピールバッファ以外のバックダンサーが増えていくほど、いかに絆ボードやひらめきスキルを整備しているかが重要になります。これらが完備されていれば、タップスコアという観点では理論上アピールバッファは必要ないため、バックダンサーの枠は足りることになります。

究極的には、まず初期ことりや姫梨子を削ることを目指してボードとひらめきの育成を進めるのが強いんじゃないかと思います。特に姫梨子はSR果南の強化に繋がりませんから、スタミナ黄色や赤でも安定する育成を目指したいところです。現実的には曲のギミックやダメージを見て最適なバックダンサーを見極めるしかなさそうです。

あと、エマとせつなの一方しか入れられない場合は、テクニックバッファとしての性能も持つエマが多くの場合優先されると思います。ただし、せつなの方がステータスが高いので、アクセ枠の事情や切替先としての強さも考えると場合によるかもしれません。

もっと踏み込む!メイン作戦も含めてどうなる?

枠が足りない問題ですが、実はバックダンサーとして記述したキャラの中にはメイン作戦に入れることができるキャラがいます。そこで、属性別にメイン作戦がどうなるかを考えてみましょう。

スマイル パティことり、フェス2せつな、パティ栞子/パティ彼方/フェス2璃奈
ピュア パティことり、探偵花陽、フェス2璃奈
クール パティことり、パティ栞子、カツオルビィ
アクティブ パティことり、フェス梨子、花嫁愛
ナチュラ パティことり、フェスエマ、フェス2ルビィ/フェス2ダイヤ/パティ栞子/パティ彼方/フェス2璃奈/フェス2せつな
エレガント パティことり、パティ彼方、フェス絵里/初期善子/パティ栞子/フェス2璃奈/フェス2せつな

(スクスタクイーンの存在感…)

クールとアクティブ楽曲以外は、自然にバックダンサーのひとりをメイン作戦に入れることができそうです。パティことりをまずおしゃくり*6にし、さらに璃奈、彼方、せつなのうち1人をおしゃくりにすることができれば、アピールバッファが少ない中他属性出張しても比較的安定させることができるかもしれません。アクティブは全員属性一致のため、アピールバッファ系のバックダンサーを削れそうです。クール楽曲はちょっと難しいですね…ルビィは自陣SR果南の強化もできるのであんまり抜きたくないです。

このようにメイン作戦にバックダンサー候補を入れることで、属性によってはバックダンサー枠の不足を軽減できます。

ストーリーノーマル楽曲でのやばさ

上級楽曲なら、バックダンサーに入るかも、入らないかも…という評価ですが、交換所ボルランではストーリーノーマル楽曲が対象曲になり得ます。ストーリーノーマルではSPゲージの上限が小さいため、エマやせつなの個性が相対的に強化されます。

以前、ストーリーノーマル楽曲でのボルランで、1作戦編成か2作戦編成か…という議論をしました。
zekuyo.hatenablog.com

結局どちらが強いか明確な結論は出せませんでしたが、せつなの登場によって2作戦がはるかに有利になったのではないでしょうか。というか、エマとせつなを入れてガチャガチャ作戦変更したらSPゲージがとんでもないことになりそうです。

上級プラスでの評価

ここまで上級楽曲とストーリー楽曲について書いてきましたが、最近は上級プラス(もしくはチャレンジ楽曲)ボルランが盛んになってきています。このせつなはステータスが優秀な上に個性1でスマイル属性を大きく強化できることを考えると、上級プラスのメイン作戦でかなり活躍できます。せつなの絆ボードを強化しておけば、パティせつなとフェス2せつな、なんなら加えてサンタせつなでメイン作戦を構成でき、スマイル属性の上級プラスで大活躍できるのではないかと思います。

ちなみに特技でSPゲージを獲得できるため、今回のフェス2彼方と非常に相性がいいです。今回まとめて引くことで一気にスマイル楽曲の上級プラスを強化できます。

ひらめきスキルはどうすればいいのか

さて、以上の議論から、フェス2せつなのひらめきスキルはどうすればいいのでしょうか。上級楽曲のバックダンサーとして使用するのであればアピール+仲間やタイプが考えられます。特に他属性出張してメイン作戦で使うのであればアピール+タイプがいいかもしれません。しかし、上級プラスではSpタイプが使われるとは限らないため、アピール+同作戦や同属性が強いでしょう。

結局どのひらめきをつけるかですが、上級と上級プラスのどちらに力を入れるか、せつなの絆ボードをどこまで進めているかにもよるため、ベストな選択肢を提示することはできません。個人的なおすすめとしては、どんな状況でも比較的対応できるアピール+仲間がいいと思います。ただ最大で8%の差がつくため特に上級プラスはやや不利かもしれません。

まとめ

大前提として、上級スマイル楽曲の必須級メインアタッカーです。スマイル以外の上級楽曲でも重要なバックダンサー候補で、エマと組み合わせれば2作戦編成の立ち回りが強力です。ただし、枠の都合上一定の育成が求められるでしょう。
また、上級プラスでもメイン作戦で活躍できます。ひらめきスキルは育成状況と力を入れたいものを考えて決めましょう。

ランク SS
上級適性 非常に高い
上級プラス適性 高い
サブ適性 高い
ゲスト適性 やや低い
適性曲 全曲。特に全ストーリーノーマル楽曲と上級スマイル楽曲は必須級
おすすめひらめきスキル アピール+仲間、タイプ、同作戦、同属性

余談ですが、フェス2せつなの個性1対象が「全員」だった場合はガチのぶっ壊れ性能でした。危ない危ない…

最後まで読んでいただきありがとうございました。

*1:アピール時の天井(チョーカーなしで50000)に届かない分のロス

*2:最もテクニックが高いステータスのことで、クリティカル率にボーナスが入る

*3:キャラランキングの評価基準に基づく

*4:切替効果などを考えると、作戦変更による期待量は単純に2倍ではなく少し小さい

*5:ナチュラルSp梨子

*6:おしゃれクリティカルの略称で、絆ボードを100まで進行させること。クリティカルの表示がおしゃれになる。